商品の説明
今まで鉄鉢にしか無かった色18色が加わりました。
[内容]
19皮鉄、22焦茶、34肌色、35青銅、37鮮光朱、38古代紫、40菜種色、41牡丹、42黒茶、45金茶、46空色、48小豆茶、51濃緑、52柄茶、53藤紫、54洗朱、56藍群青、57黄白
水干絵具やチューブ絵具と同じ顔料に、天然高級デンプン質と膠分を加え、練り混ぜたものをこう呼びます。そして、角皿に入れて乾燥させたものを顔彩、丸皿に入れたものを鉄鉢といい、日本画材料の中ではとくに普及している絵具です。
色調は透明型淡彩色で、俳画、南画、日本画調繊細画などのほか、ハガキなどの挿し絵、岩絵具の下塗り、写生などに使用します。
[日本画手順と用具]
1、写生、スケッチ・用具(鉛筆、色鉛筆、顔彩、チューブ絵具、パステルなど)
・写生(描こうとするものを細部まで良く観察し、その美しさを写しとる。)
・スケッチ(短時間で描くもののイメージを写しとる。)
2、構図を決め、下絵を作る
・用具(顔彩、チューブ絵具、墨、木炭、鉛筆、草稿紙など)
・写生、スケッチなどを元に本紙の画面を構成していく。
3、ドーサ引き、パネル張り
・用具(本紙...吉祥麻紙・雲肌麻紙・厚美濃紙など、ドーサ液
・本紙にドーサ引きをし、パネル張りをしておく。
4、骨描き(こつがき)
・用具(念紙またはチャコペーパー)
・薄美濃紙に酒を塗り、乾いてからさらに木炭を塗り、念紙とする。念紙で下図を本紙に転写し、墨で形を写し取る。
5、下塗り
・具(胡粉、水干絵具、岩絵具、膠液、方解末など)
・日本画の絵具は、重ね塗っていくことにより、色を出していく。したがって、仕上げの効果を考えて、下塗りに充分な時間をかけしっかりと描く。下塗りの場合は、膠は濃いめに使用する。
6、描き込み
・画面全体を大まかに描いた後、各部分を徐々に描き込んでいく。
7、仕上げ
・全体のバランスを見ながら、細かいところを仕上げていく。完成すれば、落款とサインをする。
※ここでは一般的な手順を説明しました。 詳しくは市販の手引書などを参考にして下さい。