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トップ七宝の作り方>七宝技法 銀ぱく有線七宝と無線七宝の技法

無線七宝の技法
有線七宝と同様に金属の素地の上に、細いテープ状の金属線を下図の輪郭に沿って貼り付けていきますが、焼成する前に線を取り除いてしまいます。文様の境界が曖昧になるので、柔らかな色調になります。
●一色盛り ●部分盛り ●描き割り ●多重盛り

ホセで絵具をすくい取り、素材の上に1mmぐらいのあつみに均一に盛って焼成すか、C.M.C液を霧吹きで素材に吹きかけ、乾いた絵具をふるいで素材全体に平らにかけ、乾燥してから焼成します。 絵具を素材の表面全体に盛らず、部分的に盛って焼成します。銅や丹銅の場合は、絵具を絵具を盛らない部分には酸化膜ができるので、それを酸洗い剤にひたして取り除き、全面に透明絵具を盛って再度焼成します。

絵具を盛り、焼成した上に色調の異なる糊入りの絵具を盛って、乾いたら針等で表面をひっかいて図柄をつくり焼成します。下地は透明の黒や濃紺の濃い色を用いると効果的です。

絵具を重ねて焼く技法が多重盛りです。下地に不透明絵具の絵具を置き、その上に透明絵具を重ね焼きすると、下地の不透明が透けて、深みのある発色が出来ます。

●多色盛り ●噴ゆう ●マーブル ●フリット
各種の絵具を隣り合わせて盛って、幾何学膜模様や具象的形態を焼成する技法です。素材の表面に下描きし、各色の絵具を丁寧に盛って乾燥させ、焼成します。 不透明絵具を下盛りして焼成し、その上に透明色を盛り、高温焼成(900℃)しますと、下の不透明絵具が窯変により噴き出て、点々模様になります。温度や透明絵具の厚さにより模様が変化します。 素材に何色かの絵具を盛り焼成中にマーブル棒で絵具をかき回し、お互いの色が線上に流れた大理石のような美しい模様を作る技法です。 絵具を盛って焼成した後、透明フリットに濃い目の糊をつけたものをのせて焼成します。絵具とフリットを同時に焼成することも出来ます。


銀ぱく有線七宝の作り方
有線七宝は主に金属の素地の上に、細いテープ状の金属線を下図の輪郭に沿って貼り付けていき、できた区切りの中に釉薬( ゆうやく)という特有のえのぐををのせて焼成したものです。
@素材にはく押しをする A銀線で図柄を作る B絵具を盛り、焼成する C表面を加工し、仕上げる
荒目サンドペーパーの上で、銀ぱくを指で押して細か空気穴をあけ、銀用絵具で焼成した素材を包み込み、10秒程焼成します。取り出した素材をすばやくガラスウールで押さえ、銀ぱくを密着させます。 図柄を原寸大に描き、その模様に合わせて銀線を切っておきます。はく押しが済んだ素材に銀用白透明絵具を薄く盛り、乾かないうちに銀線を植えつえように置き、浮いている銀線はピンセットで押さえ、焼成します。 @.Aで用いた絵具はそれぞれ銀ぱく・銀線を素材面に固定するための物ですから、最後に作品の表面に出る色を透明絵具で盛ります。七宝炉の上で十分乾燥させ、焼成します。 銀線と同じ高さに絵具を盛るときは、白透を盛って同じ高さにすると、淡い調子で仕上がります。銀線にかぶせるように絵具を盛って仕上げるときは仕上げるときは、ヤスリや研石などで平らにし、よく水洗いして軽く焼成します。


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