墨運堂 固形墨 漢字 清書用 玉品 ぎょくひん 3丁 | ゆめ画材

墨運堂 固形墨 漢字 清書用 玉品 ぎょくひん 3丁

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墨運堂
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墨色の発色にこだわり続け、研究を重ね墨作りを続ける墨運堂。漢字の堂々たる美しさを表現できる「黒」を求め、煤の原料を吟味し、採煙の仕方に工夫をこらした煤を使っています。専門家の満足行く作品制作の為に、生まれた墨です。
墨運堂 絵墨
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商品の説明

墨色の発色にこだわり続け、研究を重ね墨作りを続ける墨運堂。

漢字の堂々たる美しさを表現できる「黒」を求め、煤の原料を吟味し、採煙の仕方に工夫をこらした煤を使っています。

専門家の満足行く作品制作の為に、生まれた墨です。

墨の標準寸法と重さ
1丁型:7mm(厚さ)、15g(重さ)

2丁型:11mm(厚さ)、30g(重さ)

3丁型:12mm(厚さ)、45g(重さ)

5丁型:14mm(厚さ)、75g(重さ)

8丁型:15mm(厚さ)、120g(重さ)

10丁型:17mm(厚さ)、150g(重さ)

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「奈良墨」が国の伝統的工芸品に指定をされました

平成20年11月7日、奈良県の「奈良墨」が、経済産業大臣から国の伝統的工芸品指定を受けました。奈良県の伝統的工芸品が国の指定を受けるのは、昭和50年の「高山茶筌」、昭和52年の「奈良筆」に次いで、3品目となります。

「奈良墨」とは
奈良墨は、奈良県奈良市において生産されている墨です。明日香の地で始まったとされ、都が京都へ移ってからも奈良には多くの寺社があることから、写経や学問に必要な墨の工房は奈良に留まりました。奈良県奈良市にある興福寺二諦坊の燈明の煤を集めて作ったとされている油煙墨が、良質な「奈良墨」として名声を得て以降、現在まで長い伝統を保持しています。(産業振興センター報道資料より)

墨運堂 墨づくりの取り組み
弊社は文化2年創業以降、200年を超えて墨づくり一筋に打ち込んできました。墨は、煤と膠に微量の香料で造られます。墨づくりの先人が「墨の精神は膠にあり」と言い残したように、膠は、墨づくりにとって、練りと並んで重要な要素なのです。弊社は、流動性の良い膠を使い均質な練りを心がけて墨づくりをしてきました。が、その重要な墨づくりのための原料の膠が、昭和の終わり頃から後継者問題、環境問題などが入り組んで枯渇し始めたのです。「膠」はタンパク質であるがためにストックする期間が長ければ劣化していきます。弊社は、伝統の墨づくりの火を絶やしてはならないと「和膠の自社生産」をも視野に入れて、お客様に満足いただくとともに、変化する時代のニーズにお応えしようと創意工夫をしています。

墨の歴史
墨は中国で生まれました。漢時代の墳墓からは、墨書きされた木簡・竹簡が多数発見されており、さらに文献『東宮故事』には、墨についての記述が見え、墨の起源が相当古いことがうかがえます。日本では、『日本書紀』に初めて中国の墨について記された部分があり、奈良時代に国産の墨が製造されていたことを『大宝律令』が伝えています。奈良時代に製造されていた墨は松煙墨で、その後鎌倉時代に南部油煙墨、いわゆつ奈良墨の製造が始まりました。江戸時代に入り各地で製造されるようになりましたが、実績のある奈良に優秀な職人が集まったため、奈良の伝統産業として受け継がれ、今日に至っております。

墨の成長
墨は古いほど良いと言われます。確かに墨は古くなるほど良くなります。
人の成長と同じように、幼年、少年、青年、壮年、老年期と成長し、変化して参ります。
この成長過程も墨の大小、厚み、保管場所によって違いが生じます。保管の仕方によっては、成長が止まってしまうこともあります。

油煙墨と松煙墨の違い
油煙墨と松煙墨はともに原料は植物性の「すす(炭素)」ですが、その生い立ちは油煙は油(主に菜種油)を、松煙は松の油分を含んだ木片を燃焼させて採取するので、墨の質もおのずと異なります。しかもその「採煙」の方法が大きく異なりその差異は一層大きくなります。従来和墨では油煙墨が高級で、松煙墨はその次と位置づけられていました。これは、おそらく昔は油が高級品であったからではないかと思われます。

創作上のから、作品展示の場所の変遷などを含めて、墨色を考えると、作品によってはむしろ松煙墨のほうが重厚さがあり、年代が古くなるにつれて墨色も変化し、濃淡自在の変化もあってより面白いのではないかと思います。

表現のいろいろ...経年と膠量
「墨は古い方が良い」とよく言われます。墨は時代を経ると、膠が加水分解によって減っていき、煤が凝集をし始めます。墨全体としては軽くなり、膠の粘さが減り運筆が軽く、厚みのある黒さが出てきます。現在日本の墨の一般的な膠量は「煤100に対して膠量60」です。この膠量が60から50に減るには、およそ40年が必要です。これだけの古い墨は入手が困難ですよね。そこで、小社は膠に注目して「膠の開発」から作業を始めて、約40年先の膠量の墨を造りました。昔ながらの「和膠(わこう)」と呼ばれる膠を復活させそのキーパーツであるコラーゲンの含有量をコントロールして「煤100に対して膠量50」の墨を造りました。これは40年前の古い墨と全く同じではありませんが、「運筆が軽く、厚みのある黒」は十分表現できると自負しています。

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