Lyra リラ レンブラント セピアライトドライ (12本セット) L2051150

セピア(ドライ)：様々な色合いの酸化鉄と粘土を植物由来の粘結剤の混合液で接着しました。

薄めのセピアはサンギュインペンシルよりも若干濃い色で、完璧な中間色と言うことが出来ます。

赤みが残るとても鮮やかな色合いはサンギュインペンシルと組み合わせれば陰影を描くのにぴったりです。

5mmの芯は顔料を豊富に使って純度が高いので折れやすくなっています。

濃く飽和した色調から単なる薄塗りまで色をムラなくぼかすことが出来ます。

濃い目のセピアは温かいブラウン系の色調でほんのリ赤みがかったマミーブラウンととてもよく似た色で、絵にコントラストがつき、奥行きが明らかに深くなります。

顔料の含有量が非常に高いため芯はとても繊細でありながら鮮やかな色が出ます。

ナイフで芯を長めに削リサンドペーパーで精緻にします。

ハッチングやキアロスクーロにうってつけです。

ストロークの強さ次第で練り消しゴムで消すことが出来ます。

定着剤をスプレー掛けすることをお勧めします。

芯径：5mm
鉛筆の径：8.5mm
断面：円形
木軸：天然シダー材
仕上げ：クリアラッカーマット

印字：ブラウン
ディッピング：マットセピア
ドーム：マットセピア

LYRAについて

世界で最も古い鉛筆の商標の一つであるリラは、1806年にヨハン・フローシャイスがニュルンベルクで鉛筆の製造を始めて以来200年以上にわたり、メイド・イン・ジャーマニーに象徴される革新性と高品質の代名詞であり、今日では世界的なブランドになっています。

良質な素材選びと確かな製造プロセスを保証するために、リラの鉛筆作りは創業当初から厳格なルールの下で行われてきました。

1800年代の終わりにはリラ・オーロウ鉛筆は当社の主力商品として世界的な成功を収め、1900年には従業員500名を雇い年間5.300万本の鉛筆を製造するまでになりました。さらに両大戦の戦間期には大幅に事業を拡大し、ドイツとイタリアにおけるマーケットリーダーとなったのです。

1945年の爆撃により工場が破壊されましたが、その後、新たな成長期が訪れました。物流と製造の分野を大幅に革新し、特に充実した品質管理システムは誰もが認める当社の強みになっています。

品質へのこだわりと倫理観は創業以来常にリラの製品を際立たせてきました。

2008年、リラは同じ価値観を共有し追求し続けるイタリアのフィラグループの一員になりました。