商品の説明
セヌリエ オイルパステルの歴史と特徴
●晩年のパブロ・ピカソが、セヌリエ社とともに作り上げた夢の画材が、この「セヌリエ オイルパステル」の前身です(1949年ごろ)。ピカソの夢の画材とは、「どこにでも自由に描けて、色褪せも、ひび割れもしない」というものでした。
晩年のピカソの、自由自在の作風は、そのままこのオイルパステルを表しています。
●セヌリエ オイルパステルの特徴
◆最高級の顔料を使っている⇒素晴らしい発色と色褪せしない耐久力
◆中性の結合材⇒酸性では、作品も紙もいためてしまう
◆高級な中性ミネラルワックス⇒とろけるような極上の描き味と、堅牢性
◆高濃度顔料⇒オイルで薄めたりぼかしたり、引っかいたり、こすったりしても鮮烈な色は変わらず、表現の多様性を約束する
●技法について
■薄めたりぼかしたりするオイルとは・・・・テレピン油や油絵具用のペンティングオイルで溶かすことが出来ます。
■油絵具の上に描くには・・・・・油絵が完全乾燥後、加筆用バーニッシュを塗ってください。
■オイルパステルの上には油絵具は乗りません。
■その他の画材との併用は・・・・・オイルパステルが水を弾く効果を利用して、その上に水彩絵具やアクリル絵具等(いずれも水で薄めたもの)を塗る方法があります。また、ドライなタイプの画材を下地にする分には、どんなものとも好相性です。例えば、鉛筆、色鉛筆、ソフトパステル、コンテ、油性マーカー、水性マーカー、アルコール系マーカー等
■温めて溶かすことも出来ます・・・・温めるとトロトロに溶けます。溶け具合を見ながら、ナイフで盛ったり削ったりします。
●けっして固まらないか?
オイルパステルは永遠に固まりません。しかし、専用のフィキサチーフで表面を固めて手に着かないようにすることは出来ます。