墨流しの歴史は古く、1000年以上の歴史が有るといわれます。一説によると、日本で使われていた墨流しの技法が西洋のマーブリングのもとになったとか。西洋のマーブリングは、色を水に張るのに専用液を使用しますが、墨流しは水だけで出来ます。西洋のマーブリングに比べて色彩はずっと淡く、水面の上で常に墨(絵具)が動き、また少しの風でスイーッと動いて模様が変わる面白さがあります。●解説書、フロート紙画入っています。
墨流しと西洋のマーブリングの大きな違いは、粘りです。 ●水に専用の液を入れて粘りを出すマーブリングは、墨流しのように風や振動で表面が動く事は有りません。 ●コームや細棒を用いて思い通りの模様を作り出すことが出来、また定着剤を用いて鮮明な色彩で写し取れます。 ●納得のいく模様が出来たら、何枚でも写し取れます。模様を写し取る紙・布・木などには予め定着剤を湿布して乾かしておく作業が必要ですが、別売りのマドレー紙にはすでに定着際がコーティングされて、手間要らずです。 ●セット内容:インク6色(白、赤、黄、緑、青、黒)、糊セット(糊2袋、定着剤1袋)、説明書
マーブリングが水の上に表現するのに対し、マドレーは糊状の液の上に表現するもので、マドレー液の適度な広がりと、細密なピーコック模様が表現できます。 ●[セット内容] ・糊×2袋 ※糊(パウダー):絵の具を浮かすための粉末です。 ●定着剤(パウダー)×1袋 ・※絵の具の紙への定着を良くする粉末です。 ●商品サイズ:100×25×175mm