商品の説明
■床・内装木部用
標準塗布面積:約10m2/L
広い面積に対応します。
においを少なくし、乾燥時間を短縮した、施工性を考慮した改良タイプです。
艶消しですが、かすかな光沢仕上げになります。
[ワトコオイル フィニッシュ標準塗装方法]
1、80~240番のサンドペーパーで均一に仕上げます。(床面には、80~100番をご使用ください。)
2、ワトコティンバーレックスを刷毛またはローラーで均一に塗布します。
3、塗布後しばらく放置(15~30分)してから、ウェスまたはモップでオイル分をキレイに拭き取ります。
4、2回目の塗布は、仕上がり具合を確認して塗り込みます。目安は材種によって異なりますが、1回目の1/4~1/5程度です。
5、塗布後約1時間以内に、必要に応じて再度拭き取りをしてください。
6、12~24時間の乾燥と養生が必要です。
※広い面積や業務的な扱いの場合は、ポリッシャーを使用していただき、、適合したパッドを装着し磨いてください。12時間後、ドライパフをしていただくと底艶の光沢がよく現れます。
※ご使用上の注意
5~35度の常温の範囲を超えますと刷毛さばきが悪くなります。
ワトコオイルについて
樹未を100%表現できる塗料、「オイルフィニッシュ:ワトコ」。
ワトコオイルは60年以上もの間、もともとスカンジナビア半島やデンマーク市場に向けて生産されているものです。
デンマークにおいては、市場のリーダーであり床や家具に普通に使われており、そのため、一般的には、「ダニッシュオイル」として知られています。
ワトコオイルは樹が持つ美しさ、その木味をより美しく表現いたします。
ワトコオイルは、亜麻仁油を主成分とした植物油をベースとするオイルフィニッシュです。
樹の内部に浸透することにより、木の呼吸を止めず、湿度を保ち、樹の深い味わいと温もりを醸し出します。
ワトコオイルの特徴
ゆっくり、のんびり、ワトコのスピードです。
ワトコオイルは植物油からなる、浸透性塗料です。植物油と溶剤を独自の割合で配合しており、樹の内部にゆっくり、やさしく浸透します。
人間や環境にやさしいでけでなく、樹に対しのやさしさを追求した商品です。
1、ワトコは天然型浸透性塗料・木の表面に塗膜を残さない艶消し仕上げで、濡れた深みのある風合いを持ちます。
2、調湿効果がありますので、木の呼吸を妨げず、割れや狂いの抑止効果があります。
3、ワトコの塗膜仕上げ塗料と異なり、木が持つ本来の樹味(材種や木目、模様の違いによる個々の風合い)をそのまま表現します。
4、作業性が良く、道具を選ばず簡単に塗装でき、塗りムラが出来ません。
5、木質製品全般に使用でき、樹の風合いを活かすには最適です。家具・工芸品はもちろん、住宅や店舗内装などにもご使用になれます。
※材種による吸い込みの違いはあります。
ワトコオイルのメンテナンスの容易性と必要性について
いつまでも美しくご使用いただくために
オイルフィニッシュにはメンテナンスが非常に重要な役割を持ちます。
手軽に定期的なメンテナンスをお願いいたします。
普段のお手入れはウェス(布)等で乾拭きを行ってください。
強い汚れについては、固く絞った濡れ雑巾で汚れを除去し、すぐに乾拭きしてください。
[内部]
定期的にメンテナンスを行ってください。リフレッシュオイル・メンテナンスムース・ワックスなどをご使用ください。
[外部]
補修・再塗布の時期は一様ではありませんが、特に過酷な状況下では、傷みが生じる前の補修が効果的です。
水洗いをして乾燥させた後、塗り直す簡単な作業で充分です。
施工3年目迄は、年2回(少なくとも年1回)の補修・再塗布が理想的です。
5年経過の後は、美観や状況に応じて定期的に再塗布してください。
環境や材種によりカビの発生を生じる可能性がありますので、塗布量や塗布周期を調整してください。
ワトコオイルは、環境汚染と人体への影響に配慮し、焼けの防止や防虫防腐のための毒性の高い薬品を含んでおりません。
自然な美しさを表現する、それがワトコオイルです。