イデア・パティナ錆び塗料
ビチューメンパティナ2液はその他パティナの2液にくらべ個性的でこの商品のみ油性です。1液に反応させるのではなく、上から塗布することにより(ドライブラシの支法などで)古びた外観を与えるのもです。ゼリー状に固まることがありますが品質には問題なく絵具同様、固めの筆で練ってご使用いただけます。
イデア・パティナは年数を経過した金属表面の酸化(錆び)や緑青の再現に最適な塗料です。単なる平面的な錆び模様ではなく、いかにも金属が腐食した立体的な荒れた外観を作ることができます。
イデア・パティナは水溶性塗料なので、のびが良く筆塗りに適しています。塗る前に、作品表面の油分を除去してから使用することをおすすめします。この絵具のすべては無害ですが、実際に使用する食器には、塗布しないでください。
【イデア・パティナラインナップ情報】
■1液タイプ(塗料)
138(ゴールド)
200(コパー)
475(ブロンズ)
498(アイアン)
■2液タイプ(添加液)
710(ビチューミンパティナ)
711(グリーンパティナ)
712(ブルーパティナ)
713(ラストパティナ)
■補助液
714(プライマー)
715(フィニッシュ)
【塗装例(手順)】
138(ゴールド)と712(ブルーパティナ)を使う場合。
1、初めに、塗ろうとする対象物の油分を拭き取ります。とくにプラスティック素材や金属面に塗る場合は、あらかじめ中性洗剤で軽く洗っておくと、塗料のノリがよくなります。
2、まず、パティナシリーズのゴールド(138)を筆で不規則な感じに、叩くように塗ってください。
3、その上から、ブルーパティナ(712)を不規則に垂らして、筆で雑な感じに混ぜ合わせてください。
4、変化が始まり、約一日で乾燥しますが、二日目ぐらいで、より深みのある錆び色になります。
5、さらに完全に乾燥したら、フィニッシュ(715)で上塗りすると、より硬い表面になります。この場合、光沢が出てしまいますので、錆びの質感を生かす場合は塗らないでください。
